2024年4月の改正障害者差別解消法の施行に伴い、私立大学等を含む全ての大学等において、障害学生に対する不当な差別的取り扱いの禁止及び合理的配慮の不提供の禁止が法的義務へと変更になりました。これにあわせて文部科学省は、障害学生支援に関する課題を整理した上で基本的な考え方や具体的な対応について議論し、適切な修学支援を行うための「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第三次まとめ)」を本年3月に公表しました。そのうち「7.障害のある学生の災害時対策」として、障害のある学生が適切に避難行動をとるために災害時の避難行動や避難場所等の事前確認をし、避難時に直面する社会的障壁への事前的改善措置を講じておくこと、またこのような災害時対策や障害学生の存在を念頭に置いた防災訓練の実施に向けて、教職員等とも共通認識を持つことの重要性が示されております。

 本学においても障害のある学生への災害時対策の体制整備が必要であると考え、特別支援室では障害学生が参加する防災訓練の実施など災害時支援の検討を進めております。

 

⚫️ 障害のある学生の災害時避難を考える <2024年8月28日>

⚫️ 障害のある学生も参加したインクルーシブ防災訓練 <2024年11月25日>

特別支援室